ごめんね
もっと、してあげられた
もっと、もっと
私がやったこと、頑張ったことを並べて
罪悪感を消そうとしたのかと
ふと思った。
私はもっともっと
やってあげられた。
なんであのとき5分でも離れたんや。
尿瓶を下の売店に、走って買いにいった約5分。
戻ったときのあの顔
あわてふためいていた顔
そんな力もないのに
ずっと目も開けなかったのに
目を見開いて顔真っ赤にして、
上半身を少し起こそうとしていた。
私が帰ってきた、
びょうしつに入ってきたのは私だと、
分かったときの安心した顔
安心したというか、
あわてふためいていた力が抜けたように、
また目をつぶりベットへ
ごめんねごめんねごめんねごめん
何度謝ってもダメだ
あの顔を思うと
私は私じゃいられなくなる
ごめんねごめんねごめんねごめんね
そんな思いにさせて、ごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんね
不安になったね本当にごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんなさいごめんねごめんね本当にごめんねごめんねごめんね
もっともっと私はやってあげられた、
くやしい
ごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめん
私はダメだ