死別後のケア
悔しさ
絶望
苦しさ
喪失
色んな感情が、私を襲い
心も 体も 壊れた。
こんな私を あの世から見ている夫は
とても悲しい思いをしているだろう、
夫を救えなかった上に
今も、私のせいで
夫を悲しませる私は
本当に無価値だ。
なんとかしなければ!
と、いう想いで
この1年
色んなことを、やってきたので
それをまとめてみます。
心の支えになったものや、
心身のケアになったもの。
◆仏教の勉強
仏教に限らず、
供養の方法や、あの世の仕組みは、
沢山の本をよみ、講座などにも参加した。
◆般若心経
一日に何度も何度も唱えた。
夫の幸せを願って。
私の心が爆発して気が狂う時に
すがるように、唱えた。
唱えると、少し落ち着いたり、
気づきがあったりした。
2,3カ月経った頃、いつの間にか覚えていた。
今は一日に、1、2回。
◆量子力学の勉強
あの世や、死語の世界を科学的に、どこまで考えられているのか、を知りたいから。
目に見えないけれど、科学的にも証明されて、存在しているものなんて、世の中に沢山ある。
簡単にいうと、体と心の、整体のようなもの。
この先生には、体の危機のとき、心の危機のとき、何度も助けられている。
◆タロット
夫からのメッセージを受け取った。
◆ヒーリングカウンセリング
(霊視と現実面を合わせたカウンセリング)
夫死後の人間関係に悩んでいたので、
夫の気持ちを聞きながら、これからのことを決められた。
◆遺骨指輪を作った
この記事にも書いたが、
心の支えとなった。
◆話をただ聴いてもらう
色んな人が、「何でも言ってな」とか
「話聞くよ」とか、言ってくれるが
なかなか聴ける人はいない。
アドバイスとか、異様なポジティブな事を言って、私の傷に塩塗る事をせずに、
ただ聴いてくれる人が、
私は有り難いことに、一人いた。
回数にすると、三回聞いてもらった。
◆墓参り
月に1回か2回は、行く。
夫のお骨は、お墓に入っていないが、
(仏壇に安置している)
夫のご先祖様に、夫の事をお願いしにいく。
住んでいるところから1時間半かかるから、月1、2回なのだけど、他の人は掃除にいかないから、その頻度だと、結構汚れているので、ピカピカにしようと思うと2、3時間かかる。
でも、本当に心が落ちつくから、
とても行きたくなる。
そのあと、自分の実家と、母の実家へのお墓にも行くので、3件行って、ご先祖さまに色んな話をしてくる。
ご先祖さまが居てくれて、
そしてお墓があることが、本当に有り難い。
◆グリーフカウンセリング
約10回くらい、通っている。
死別専門のカウンセラーさんで、
同じ経験がある方。
ここでは、カウンセラーさんは特にアドバイスとかしないし、ほとんどが私がしゃべるばっかりなのだけど、整理整頓が出来たり、自分の中にある答えが、浮き彫りになってくる。
友達に聴いてもらう、のとは、
全く違う効果を感じている。
◆ミディアムセッション
あの世の夫と繋がって、話ができた。
今まで、3人のミディアムさんに、お願いしたが、3人とも夫と繋がれていると思えたし、その時々のタイミングで、助けになった。
でも、2人目にお願いしたミディアムさんが、一番すごかった!
確実に夫の魂は存在することを、証明してくれた。
ドンピシャで、夫の事を、当てていったし、夫と話していても、話し方も夫だった。
(イタコではありません。)
この
「魂が確実に存在すること事を、
証明してくれた」
ことは、私のなかで、
一番の支えになった。
夫は私を見てるんだ、
だから、私は生きないと!
夫を安心させるように、
楽しく、自分らしく生きないと!
◆母の存在
夫が他界後、当たり前だけど、
私は独り暮らしになった。
実家は、離れているが、
母は何度も来てくれた。
私が倒れたときも、身の回りの事をしてくれた。
正直いうと、もっと心配して欲しい。
って思っている自分に最近気がつき、
私は、母に甘えていることにも、気がついた。
そんな存在がいてくれること、
色々思うことあるけど
もうただ存在してくれているだけで、
力になる。
ドイツ発祥頃の、自然療法。
初回セッションが約二時間、過去の自分から、今の細かい事まで、聴いてくれて、それに合わせたレメディーが出る。
めまいと嘔吐が酷くて、どうにかしたくて、
でも病院の治療に限界を感じていたから
(三件病院へ行った)
夫のガンもそうだったが、
俯瞰して、治療していく、
そうじゃないと、根本治療は出来ないと思う。
病院のめまい止め、だけでは行き届かない治療をホメオパシーでは、行ってもらえた。
◆バッチフラワー
精神面のケアとして。
これは最近始めたんだけど、心の状態が違う! 荒れ狂うことが、とても少なくなった。
私が飲んでいるのは、3種類
心療内科も一度行って、
鬱だと言われ、薬が出たけど、
飲んでいない。
精神疾患の薬について、沢山勉強してきたから、他のもので、治療したい。
グリーフ反応と、鬱は、
似ているようで、また違う気がするし。
◆同じような死別体験した人のブログや、
本を読む
自分は、みんなと住む世界が変わったと思っていたし、見える景色も本当に灰色だったけど、
自分だけじゃないんだ、と安心した。
こんなになってしまって、
私はおかしいんじゃないか、とか、
こんなに思う私はダメだ、と自己否定して、
苦しかったが、
自分だけじゃない。
そして、
見た目は、のほほんとお気楽そうな人でも、
人には話せないけど、
本当はみんな色んな悲しさや苦労をかかえて生きているのかも、
と、思うようになった。
◆その他、定期的なストレス発散方法
アロママッサージに行く。
空を眺める。
自分の心の声をノートに書く。
一番の恐怖の夜は、夫に対して
「ありがとう」と、言う。
(これは、スゴく心に効く‼
例えば、ありがとうって思えなくても、声に出して、「ありがとう!」と、言うことが、大事! これは、脳の機能からも、理論あり)
他にも、何かあったかな…
こうやってみると、色んなこと してるなぁ。
私が、もがいてきた一年間。
誰かの役に立つと、いいな。