指輪のダイヤが無くなった事件
大切な指輪
指輪というより、これはもう夫。
私の一部。
つけている指輪を親指で触るのがクセになってる。
12月のある日、また無意識に触っていたら、
感触の違う事に気がついた。
指輪を見ると、端のダイヤが一つなくなっている!
パニックで探し回り、
講座が終わったときだったので、周りの人も探してくれたけど、見つからず。
みんなが「大丈夫?」と何度も聞いてくれたけど、
大丈夫ではない。
「大丈夫、大丈夫」と言いながら、
帰宅しながら、探し回った。
やっぱりなくて、
脱力しながら、大泣きしながら、
帰った。
電車の中の記憶がない。
家も探したけどなくて。
一晩中、
悔しくて悲しくて
「これは、どういう意味だろう」
と考えた。
指輪をつくるときに
あの世の人と話ができる人を介して
夫が言っていたことは、
指輪をつくることは賛成の上で
「もし無くしても、ショック受けなくていいからね。指輪に骨と髪をいれているからといって、これは俺じゃないから。物質だから。だから、大丈夫だからね~。」
と、いうこと。
どこまでも私の事を分かってくれている。
先日指輪の修理に持っていくと、
数時間で直してくれた。
郵送でもいいとろこだけど、私にとっては
やっぱり夫で。
だから送るとかしたくなくて、直接伺ったら、預りじゃなくて、
二時間くらい待ってくれたら直す、と言ってくださり、
本当に本当に、嬉しかった。
理解して貰えているから、安心して2時間を預けられた。
これは、夫ではないけれど、
でも夫のようで
私の一部。