石焼き芋
軽トラで、たまには回ってくる
移動販売の石焼き芋。
私は、これが欲しいのに、
買いにいくのが
恥ずかしくて恥ずかしくて、
ずっと前から、諦めていた。
車を追いかける?(どうやって買うの?)
のが、
恥ずかしい…(笑)
今日もやってきた。。。
風邪でダウンしていて、
パジャマの昼下がり。
「いしや~きいも~ おいも~ 」
はっ !!
欲しい〰
窓からこっそり のぞく。
パジャマだし、
とか
言ってる間に、
車は家の前を通り過ぎるだろうし。。。
でも!!、
今日は思いきって追いかけてみよう!!!
と、
パジャマのズボンだけ履き替えて、
上はカーディガンはおって、
走って玄関を出てみたら!
家の前に、停まってくれていた!!!
わ~ん
ありがとう!!!!!
あなた(夫) だよね!!!
あなたが止めてくれたんだね。
焼き芋を胸に抱き締めて、
家に入ると、
涙がとまらなかった。
はじめての写経
図書館で。
手を洗い清め、
合唱して、
仏さまにご挨拶をしてから
スタート。
一枚につき、一時間半かかった。
一枚書いて
義妹が作ってくれた (涙) お弁当を、
公園で、食べて
二枚目へ。
中盤で、
手がつりかかる…
終わったら、
手首の痛みに驚く。 笑
最中は、
自分の未熟さ
周りの愛への気づき
生きている実感
今この世に肉体がある大切な人へ
会いたくなる
私は今、本当は
人生を楽しんでいることに気がつく
終盤は、
手の痛みが辛くて、
奥歯を噛み締めている。
「もうちょっと、もうちょっとで終る‼
終わったら、ごほうびに、
美味しいパンケーキ食べに行こう!
がんばれ、わたし」
とか、思っていて、
これって、
肉体があるこの三次元の世界を
楽しんで生きているんじゃ?
と、気がつく。
複雑な気持ちにはなるが、
楽しめている、ということは、
夫が喜ぶ🙌
ということだ。
夫の匂い
寝るときに
何気なく、
夫のTシャツを着ようとしたら
!!!
夫の匂いで、溢れていた!!
…
夫は抗がん剤をスタートしてから
匂いが無くなった。
最後まで抗がん剤をしていたので、
三年間、ずーっと無臭。
それを、本人に言ったことは無いが、
抗がん剤の怖さ と、
夫が夫でなくなっていく恐ろしさを
私は感じていた。
でも!
Tシャツの匂いは、
夫の匂い!!
病気になる前の
抗がん剤のする前の
夫の本来の匂いがした!!!
4年以上前の夫の匂いが
Tシャツに、しっかりと残っていた。
嬉しさ
悔しさ
寂しさ
哀しさ
怒り
幸せな時の事を思い出したり
私の感情が崩壊し、
泣き叫んだ。
でも、
これは
あなたからのプレゼントだよね。
ありがとう。
あなたに包まれて、眠りに。