hiroinnのブログ

あの世とこの世の結魂生活。一緒に暮らすまでの道のり

病人のたたかい

激しく体調をくずして、

何日も口から飲み物食べ物を

入れられなかった。

 

動くことも出来なかった。

 

地獄のなか、

祥月命日を向かえて

あなたの為に、私は何も出来ず

布団の中で

苦しみと悔しさと

たたかった。

 

今も

まだ調子が悪いが、

食べられることへの感謝を深く感じている。

 

丸三日間、水すら口から入れられなかった時

さすがに、ヤバい、と思った…

 

 

私は

夫と同じ病気になって

同じように経過をたどり

同じ苦しみを経験して

気持ちを少しでも理解してあげて

あの世で会いたい

 

と、思っていた。

(でもそれじゃいけない事、今回思い知らされたよ。あなたのメッセージだね)

 

今回、少しだけだけれど

同じような症状になった。

 

もちろん同じ病気でもないし、

命の危険がない病気だったのだけど、

 

それでも、今まで気づかなかった事や

あのとき、夫はこんな気持ちだったのかも、

とか、

沢山思うことが、あった。 

 

たとえば、

自分が倒れて身の回りのお世話を全部人にやってもらう事が、こんなにもストレスがかかるのか、(自分が思うようにはして貰えない。大切な人に迷惑かけるし)

 

とか、

 

お世話してくれる人

(夫の場合は私。今回私の場合は母)

が、

私の事をめんどくさくなってきていないか、

こんなになってしまった私の事を邪険に思っているんじゃないか、

 

とか、

 

私の治療を勝手に決めるな、自分で決めたい、と思うけど、

母がやりたいようにすることで、

あわてふためく母が安心するなら、

私はその治療が嫌だけど、我慢してやろうか、

とか。

 

夫は、最後まで

看護師さんに色んなお世話をしてもらう事

を嫌がって、「○○(私)じゃないと」と言ったが、

(他の家族にされるのも嫌がった。「○○(私)しか無理や…」と夫は言っていた)

 

それは、看護師さんに

オシモの事などされるのは、

もちろん嫌だからだと思っていたし、

それは当たり前だと思っていたから、

私は出来る限りの最後の最後まで、

私だけで色んな介助をした。

 

私の全身はぼろぼろ、

大きな夫を支えきれずに自分の体で守るから、腕や足はぶつけまくりで、

腫れ上がったり、傷だらけ。

それはもう本当に必死だった。

 

 

それも、今回分かったことは、

側で見てても看護師さんの患者への触れかたや介助は荒くて、

当時、私は何度も涙流した。看護師さんにも言ったけれど…

 

見ている以上に、

医療従事者は、ガツガツ荒く触り、

体調悪いのが、余計に悪くなる。

本当にストレス。

 

配慮なんてあったもんじゃない。

仕事をこなすのに必死で

その必死感が、調子が悪い患者からすると

恐怖でたまらない。

 

人間として扱われていない

心も体も痛い。

 

救急車で運ばるときも

病院へついてからも

診察の時も

検査の時も。

終わって車椅子に無理矢理のせられ

孟スピードで運ばれ

振り落とされるんちゃうか、と恐怖だったり。

 

あなたはこういう事も、耐えて耐えて

本当にがんばったね。

 

病院は嫌だね。

人間として、大切な一人の人としての感覚をぶち壊されるね。

 

 

これ以上にも

沢山の事を感じた。

 

今回私も目も開けられない約3日間があった。

でも開けられるようになると、

健康な人が、物珍しそうに見てくる視線が

とても気分が悪い。

 

そして、「健康な人」を見たくない。

苛立ちと、疎外感。恐怖。

 

 

あなたは、本当に沢山の事と

向き合い、戦ったんだね。

 

戦ったけど

負けたとかは

全く思わない。

 

 

あなたは

本当にスゴい人だ。

 

最高に素晴らしい人だ。

 

 

 

早く抱き締めてあげたい。

 

早く会いたい。

 

 

 

 

 

 

 

付き合う人が変わっていく

今までの自分の友達には、

話出来ない。

 

私の状況や気持ちが、

話しても伝わる気がしない。

想像もつかないと思う。

 

変にトンチンカンな事を言われて

傷付いたから、

もう出来れば、話したくない…

当たり障りのない話だけにしたい。

 

 

だから、夫の友達か、

かなり年上の師匠的な人か、

母にしか、

心の深いところを話出来ない。

 

 三人いてるけど、

だからといって、全部100%は話出来ない。

 

結局は、

自分一人で抱えて、生きていくしかない。

 

 

これが、一年間で、学んだこと。

 

 

でも、最近

心の深いところを話できる人と

知り合った。

 

 

年齢は20歳ほど年上なのだけど、

(母でもおかしくない)

お友達感覚でいられる。

過去に「失う」辛い経験をされている方で、

今の私を認めてくれて、

心の在り方をとても柔らかく教えてくれる。

 

その人といると、こんな自分でも攻撃されない、今の自分でも受け入れてもらえる、

と、いう安心感をもてて、

本当に貴重な存在。

 

 

私もこんな人になろうと思う。

 

自分が傷付いたからこそ、

傷付いている人に寄り添える人になろう。

 

 

ありがたい出逢い。

 

これも、夫が頑張って導いてくれてるんやなぁ。

 

 

こうやって、これから私が付き合っていく人、繋がる人は、これまでの人生とは大きく変わっていく気がする。

 

 

友達も変わるだろう。

 

仕事での繋がりも変わるだろう。

 

一周忌の法事

終わった。

何とか終わった。

 

もう当日を迎える時には、疲れはてていたけど、

やっぱり終わると、力が抜けた。

 

正確に言うと、力が抜けるまで、

今回は数日かかった。

それほど、ガチガチだった。

 

法事が疲れるというか、その人と会うだけで

恐くて、緊張する。

 

 

私の気持ちだけで、法事の細かなことを

決めていけたら

こんなにも疲れないのだろうけど、

各所に伺いながら、着地点を探しながら、

準備を進めるのは、本当に大変ですね。

 

これは、施主をやってみないと分からない事だぁ。

 

でもまぁ、何でもそう。

 

近くで少し手を貸し借り、

側で見てたり、しているのと、

本当にやってみるのとは、

全く違う。

 

だから、やったことないのに、

経験したこと無いのに、

分かったようなこと言ってきたり、

押し付けないで欲しいなぁ。

 

この一年で

そんなことが沢山あった。

 

 

私の今の状況

夫ととの絆

私や夫の想いなど、

分からないのに決めつけて

アドバイス?を押し付けないで欲しい。

 

全部攻撃にしか思えない。

 

実際、私の心を更に傷つけようとする

本物の攻撃の人もいるが…

 

 

穏やかで、絶対的な安心がある世界は、もう無くなってしまったのか。

 

あなたがいないと、私は私じゃない。

 

私は「私」じゃない事が、おそろしい。

 

 

5月だなぁ。

 

頭で考えないように、

魂で感じるように。

 

あなたをもっと近くで感じたい。

 

あなたがどうか幸せでありますように。

 

一緒に沢山笑おうね。

夫の夢

二日続けてみた。

 

一回目は、

起きたときほとんど覚えてなかったけれど、

 

あぁ、やっぱり

夫とはいつも夢で会えているだ、

 

と、いう安心が残っていた。

 

 

二日めは、

 

今の家が、道路調整で立ち退き?かなんかで

他に家を建て替えないといけない、

という話を、 

夫と二人で聞きながら、

「えー⁉」って

うそやろーって、それは困る、みたいな反応を、

夫も私もしてたんだけど、

 

そう言いながらも、

建て替えるお金は出る、みたいな話だから、

夫も私も内心ちょっと嬉しさもある、みたいな。

 

私はなぜが、

新しく家を建てたら夫と住める!!

と、心がめちゃめちゃ踊っていて

でも、なぜか、喜びは隠してる。

 

人に知られたら一緒に住めなくなる、っていう感じで。

 

 

幸せな夢だった。

 

ずーっと思うんだけど、

やっぱり私たちがこのまま離れたままで

お別れとか、それは無いと思うんだけど。

 

絶対に再会して

また一緒に暮らすと思うんだけど、

あなたはどう思う?

 

くたくた

法事の粗供養の買い物

配送など、

やったよ。

 

みんな、あなたのことを

想ってくれてるね。

 

本当に人気者だよね。

 

 

帰り道、信号で止まると

キレイな三日月と、

グラデーションの空。


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あなたが、癒してくれてる。

 

 

いつも守ってくれて

ありがとう。

 

 

さぁ、

しっかり務めをするからね。

 

見ててね。 

 

それまでは、倒れない自信はある。

治験を断られた日

もうすぐ一周忌。

 

準備に、頭や心がくたびれている。。

 

大変…

 

動かず、意見だけ言う人がいる。

 

攻撃力、ぱない。

 

.....

 

一年前の今日は、

最後の頼みの綱、

治験を断られた

恐怖と絶望の日。

 

 

夫を車イスに寝かせた状態で

介護用車を義父にレンタルして貰って

必死に片道三時間かけて、

治験を受けに、行った。

 

とても投与出来る状態じゃない、と

何もしてもらえず、

結局往復6時間、

夫の体力と気力を奪い、

治験先の病院では、高熱も出て

入院先の病院に帰ると、

 

「肺炎」に

なっていた。

 

この肺炎が、厄介なことに

この後の夫を苦しめた。

 

 

こんなことなら、

結局受けられないのなら、

長時間の移動を

させるんじゃなかった。

 

この時

夫は、もう喋れない状態だったけど、

意識はまだしっかりしていた。

 

でも、この断られたショックや恐怖、

パニックを、言葉に出せない状態。

 

診察室で、

車イスに寝た状態で

黙って聞いていた夫

(横で私は医師に号泣しながら、

食い下がっていた)

 

あの時の夫の気持ちを思うと、

私は今でも悔しさで、

心が爆発する。

 

 

入院していた病院に帰り、

ベッドへ落ち着いた、夜、

 

私「治験受けれんかって、悔しいなぁ…」

と、いうと

夫は、うなずいた。

 

もう目を開けられない

喋ることもほとんど出来ない。

 

でも、悔しい気持ちを表現させてあげたかった。

 

私は溢れる涙に、声を殺した。

 

 

私「この病院で出来る治療を、やって貰おう。アバスチンをしてもらおう。」

 

夫は、それには、うなずかない。

 

もう治療がないことを知っているから。

アバスチンは、きいても少しの延命治療、という事を知っているから。

 

何でもいいから、希望を持たせてあげたかった。

 

 

突然、

 

「○○○の天丼が、食べたい!」

 

と、上半身を起こした!

 

私は、ビックリした。

 

喋る体力も、起き上がる体力も、

もう無いのに。

 

その顔は必死の形相で。

 

また私泣いてしまう、

必死に冷静にならないと!、と思いながら、

 

「食べられんやろぉ。

しかも、○○○は、もうお店閉まってるなぁ。」

 

(○○○が閉まってるのが激しく悔しかった)

 

「この時間やし、コンビニになるけど、天丼買ってこようか?」

と、聞くと、

 

首をふる。

 

夫「吉牛の牛丼でもいい」

 

と、言うので、

 

義父に電話して、買ってきて貰った。

 

それを病院の外へ受け取りにいく5分の時間すら、夫と離れるのが不安で、

猛ダッシュした。

 

 

夫は、もう食べることが出来なくなっているので、(飲み込む力がない)

 

スプーンに牛丼の出汁だけをつけて、

口に運んだ。

 

3回くらい。

 

私「(牛丼の)雰囲気、感じる?」

 

夫「…少し…」

 

そして、

もういい。     と。

 

 

○○○の天丼は、二人で日常的に行っていた店。

 

食べたいっていう、食欲はもう無かったから、

そのいつもの日常が、欲しかったんだと思う。

 

日常をあなたにあげたい。

悔しくて、悔しくて、悔しくて。

 

今もなお、悔しい。

 

悔しい気持ちは、増している。

爆発する。

 

 

 

 

あなたを守りたい。

 

私が守ってあげたい。

 

安心出来る世界に。

 

 

世界一幸せな私

あなたと出逢えた奇跡。

 

あなたがこの世に誕生したこと

同じ時代に生まれた奇跡。

 

老若男女問わず、いつも人気者で

みんなが集まる、太陽みたいなあなたが

私を選んでくれた奇跡。

 

どう考えてもソウルメイトで

お互いを自分以上に大切に思える奇跡。

 

今こうして私たちは1つになった奇跡。

 

私からは見えなくても

繋がりは益々深まる感謝。

 

あなたと出逢えて良かった。

 

あなたの存在、

誕生が

私の人生の最大の喜び。

 

ご先祖さまに心から感謝。

 

 

ありがとう。

これからも永遠によろしくね。


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愛しているよ。

 

うん、ありがとう。

 

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ハッピーバースデーの歌、

ドリカムのハッピーバースデーの歌も

何回も何回も、歌った。

 

まだまだパーティーは続くよ♥