hiroinnのブログ

あの世とこの世の結魂生活。一緒に暮らすまでの道のり

「癌にならない体作り」って…

「癌にならない体作り」

っていうセミナー告知を見た。

 

腹立った。

 

とても軽くて

無責任に思った。

 

これまでに私だって必死に色んな角度から勉強会して、実践して、やってきたから、

 

それを  

「知りたい!  勉強したい!」

という人もいる事は、分かるし、

 

経験者が  発信したり

専門家が 考えを 発信することは良いと思うけど

 

癌にならない体作り?!

 

絶対?!

 

絶対なんてなくて

答えなんてまだ出てない  

 

だから、みんな

【自分の考え】に過ぎないから、

 

例えその道の専門家でも。

 

って思う。

 

 

 

 

タイトル変えてほしい。

 

無責任に、言い切らないで欲しい。

 

例え、自分が

余命宣告から生き返った!

と、いう結果を出したからといって。

 

 

 

 

そして、

 

癌にならない  ことが、人生の目的ではなくて、

自分らしく、しあわせに生きること

だったりが、

みんなの本当の目的でしょ?

 

このセミナータイトルは

健康なときから

癌にならない  ことに フォーカスしすぎ。

 

(フォーカスするから ならない訳でもないし。

でも、生きる上での選択肢として、

健康知識は知っておく方が良いと思う。)

 

私が腹立つのは、セミナーの内容じゃなくて

タイトル。

 

 

 

 

やっぱり

私のこれからの命の使い方は、

 

理論系の健康講座とか、

癌予防の為の講座とか、

そっちの道じゃないなぁ、

と思う。

 

何だろう… 

 

分かっているようで、

わからない。 

最高の夢

祥月命日の三日前に、

私は倒れ、

地獄のような目眩と嘔吐に

苦しんでいるなかで 

見た夢。

 

......

 

夫が生き返って、帰って来た!

 

「(生き返るのには)

このくらいの時間(1年)は  かかったわぁ~」

 

と、言いながら

私を笑わそうとする

ちょっと とぼけた

いつもの感じで現れた。

 

もう、めちゃめちゃ嬉しくて嬉しくて!!

 

 

みんなのところへ知らせに行こう!

 

と、義理実家や友達など

みんなにところへ、一緒にまわった。

 

みんな、驚ろいていて

信じられない、といった感じ。

 

喜ぶ、っていうよりも

言葉もでないで、

え?! って、固まってる。

 

私は  にっこにこ 

 

ほら!

やっぱり私達が離れるなんて、

ないんやから!

 

私達の絆は特別。

 

と 、私は どや顔

 

......

 

 

そんな夢。

 

 

地獄のなかで、

最高に幸せな夢を見た。

 

 

でも、

現実は

まだ帰ってきていない。

 

 

仏壇のパイナップル

昼過ぎに起きて、

仏さまの水と、花に水を変えた。

 

何をしよう…

 

何もする事がない。

 

いや、やらないといけない事はあるけれど

 

何もやる気にならない、

やる必要もない。

 

お腹も空いてない…

 

でも、食べてみようか、

やることないし。

 

母が切って、冷蔵庫にいれてくれていた

パイナップル。

 

 

お供えして

般若心経を読む。

 

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線香の香りよりも、

強く華やかに

パイナップルの甘い香りがしてきた。

 

般若心経を一回で終わり

最後の音叉を鳴らすとき

 

虚しくなった。

 

 

 私は

パイナップルを

早く食べたくて

般若心経を一回で終わり

 

音叉を鳴らす時も、

もうパイナップルの事を考えていることに

気がつく。

 

 

 

なんて、欲まみれなんだろう。

 

食べたい

 

自分が生きること、を

無意識の自分が選択している、ことに

涙が出る。

 

 

そしてまたこんな事を考える自分は、

心底「夫のため」を考えられていない

事に気がつく。

 

自分ばっかりなんだ、結局。

 

 

私が許せない、あの人と

たいして変わらないのかもしれない。

病人のたたかい

激しく体調をくずして、

何日も口から飲み物食べ物を

入れられなかった。

 

動くことも出来なかった。

 

地獄のなか、

祥月命日を向かえて

あなたの為に、私は何も出来ず

布団の中で

苦しみと悔しさと

たたかった。

 

今も

まだ調子が悪いが、

食べられることへの感謝を深く感じている。

 

丸三日間、水すら口から入れられなかった時

さすがに、ヤバい、と思った…

 

 

私は

夫と同じ病気になって

同じように経過をたどり

同じ苦しみを経験して

気持ちを少しでも理解してあげて

あの世で会いたい

 

と、思っていた。

(でもそれじゃいけない事、今回思い知らされたよ。あなたのメッセージだね)

 

今回、少しだけだけれど

同じような症状になった。

 

もちろん同じ病気でもないし、

命の危険がない病気だったのだけど、

 

それでも、今まで気づかなかった事や

あのとき、夫はこんな気持ちだったのかも、

とか、

沢山思うことが、あった。 

 

たとえば、

自分が倒れて身の回りのお世話を全部人にやってもらう事が、こんなにもストレスがかかるのか、(自分が思うようにはして貰えない。大切な人に迷惑かけるし)

 

とか、

 

お世話してくれる人

(夫の場合は私。今回私の場合は母)

が、

私の事をめんどくさくなってきていないか、

こんなになってしまった私の事を邪険に思っているんじゃないか、

 

とか、

 

私の治療を勝手に決めるな、自分で決めたい、と思うけど、

母がやりたいようにすることで、

あわてふためく母が安心するなら、

私はその治療が嫌だけど、我慢してやろうか、

とか。

 

夫は、最後まで

看護師さんに色んなお世話をしてもらう事

を嫌がって、「○○(私)じゃないと」と言ったが、

(他の家族にされるのも嫌がった。「○○(私)しか無理や…」と夫は言っていた)

 

それは、看護師さんに

オシモの事などされるのは、

もちろん嫌だからだと思っていたし、

それは当たり前だと思っていたから、

私は出来る限りの最後の最後まで、

私だけで色んな介助をした。

 

私の全身はぼろぼろ、

大きな夫を支えきれずに自分の体で守るから、腕や足はぶつけまくりで、

腫れ上がったり、傷だらけ。

それはもう本当に必死だった。

 

 

それも、今回分かったことは、

側で見てても看護師さんの患者への触れかたや介助は荒くて、

当時、私は何度も涙流した。看護師さんにも言ったけれど…

 

見ている以上に、

医療従事者は、ガツガツ荒く触り、

体調悪いのが、余計に悪くなる。

本当にストレス。

 

配慮なんてあったもんじゃない。

仕事をこなすのに必死で

その必死感が、調子が悪い患者からすると

恐怖でたまらない。

 

人間として扱われていない

心も体も痛い。

 

救急車で運ばるときも

病院へついてからも

診察の時も

検査の時も。

終わって車椅子に無理矢理のせられ

孟スピードで運ばれ

振り落とされるんちゃうか、と恐怖だったり。

 

あなたはこういう事も、耐えて耐えて

本当にがんばったね。

 

病院は嫌だね。

人間として、大切な一人の人としての感覚をぶち壊されるね。

 

 

これ以上にも

沢山の事を感じた。

 

今回私も目も開けられない約3日間があった。

でも開けられるようになると、

健康な人が、物珍しそうに見てくる視線が

とても気分が悪い。

 

そして、「健康な人」を見たくない。

苛立ちと、疎外感。恐怖。

 

 

あなたは、本当に沢山の事と

向き合い、戦ったんだね。

 

戦ったけど

負けたとかは

全く思わない。

 

 

あなたは

本当にスゴい人だ。

 

最高に素晴らしい人だ。

 

 

 

早く抱き締めてあげたい。

 

早く会いたい。

 

 

 

 

 

 

 

付き合う人が変わっていく

今までの自分の友達には、

話出来ない。

 

私の状況や気持ちが、

話しても伝わる気がしない。

想像もつかないと思う。

 

変にトンチンカンな事を言われて

傷付いたから、

もう出来れば、話したくない…

当たり障りのない話だけにしたい。

 

 

だから、夫の友達か、

かなり年上の師匠的な人か、

母にしか、

心の深いところを話出来ない。

 

 三人いてるけど、

だからといって、全部100%は話出来ない。

 

結局は、

自分一人で抱えて、生きていくしかない。

 

 

これが、一年間で、学んだこと。

 

 

でも、最近

心の深いところを話できる人と

知り合った。

 

 

年齢は20歳ほど年上なのだけど、

(母でもおかしくない)

お友達感覚でいられる。

過去に「失う」辛い経験をされている方で、

今の私を認めてくれて、

心の在り方をとても柔らかく教えてくれる。

 

その人といると、こんな自分でも攻撃されない、今の自分でも受け入れてもらえる、

と、いう安心感をもてて、

本当に貴重な存在。

 

 

私もこんな人になろうと思う。

 

自分が傷付いたからこそ、

傷付いている人に寄り添える人になろう。

 

 

ありがたい出逢い。

 

これも、夫が頑張って導いてくれてるんやなぁ。

 

 

こうやって、これから私が付き合っていく人、繋がる人は、これまでの人生とは大きく変わっていく気がする。

 

 

友達も変わるだろう。

 

仕事での繋がりも変わるだろう。

 

一周忌の法事

終わった。

何とか終わった。

 

もう当日を迎える時には、疲れはてていたけど、

やっぱり終わると、力が抜けた。

 

正確に言うと、力が抜けるまで、

今回は数日かかった。

それほど、ガチガチだった。

 

法事が疲れるというか、その人と会うだけで

恐くて、緊張する。

 

 

私の気持ちだけで、法事の細かなことを

決めていけたら

こんなにも疲れないのだろうけど、

各所に伺いながら、着地点を探しながら、

準備を進めるのは、本当に大変ですね。

 

これは、施主をやってみないと分からない事だぁ。

 

でもまぁ、何でもそう。

 

近くで少し手を貸し借り、

側で見てたり、しているのと、

本当にやってみるのとは、

全く違う。

 

だから、やったことないのに、

経験したこと無いのに、

分かったようなこと言ってきたり、

押し付けないで欲しいなぁ。

 

この一年で

そんなことが沢山あった。

 

 

私の今の状況

夫ととの絆

私や夫の想いなど、

分からないのに決めつけて

アドバイス?を押し付けないで欲しい。

 

全部攻撃にしか思えない。

 

実際、私の心を更に傷つけようとする

本物の攻撃の人もいるが…

 

 

穏やかで、絶対的な安心がある世界は、もう無くなってしまったのか。

 

あなたがいないと、私は私じゃない。

 

私は「私」じゃない事が、おそろしい。

 

 

5月だなぁ。

 

頭で考えないように、

魂で感じるように。

 

あなたをもっと近くで感じたい。

 

あなたがどうか幸せでありますように。

 

一緒に沢山笑おうね。